
最近、身近になって来た調味料に「老干馬 風味トウチ」いうものがあります。トウチは、黒大豆の発酵食品です。日本の浜納豆に似ていて、かすかに納豆のような匂いもします。このトウチを唐辛子とごま油で漬け込んだのが「老干馬 風味トウチ」という新しい調味料です。そのままでもいただけますが、いろいろなお料理に使うことができます。魚・肉類(牛、豚、トリなどなんでも)・野菜と、素材を選ばないだけでなく、炒める・蒸す・煮るなど、その料理法も問いません。同じ調味料なのですが、使い方によって異なった仕上がりになるところも、多くの人に使われ、広がってきた要因だと思われます。では「老干馬」とはどういう意味なのでしょうか。「おかあさん」「おふくろ」という意味だそうです。さしずめ「老干馬 風味トウチ」とは、「お母さん味のトウチ」「なつかしのおふくろ味のトウチ」というところでしょうか。わたくしども春辺笑料理教室でも、とても人気があり、「困った時の“老干馬 風味トウチ”なんです」と、リピート注文の多い調味料です。上野のアメ横、横浜中華街等でお買い求めいただけるようです。価格も、お求めになる場所で若干の開きがあるかも知れませんが、500円でお釣りがくるかと存じます。写真でご覧いただけるように,瓶本体と蓋の上に、この会社の創業者(?)でしょうか、その姿が印刷されているところも、とても中国らしく、楽しいところです。
今回初めての試みですが、教室では少し雑すぎてご提案しにくいレシピを「コラムレシピ」と称して、皆様にご紹介させていただきます。
私自身が、日常、時間がない時、または、残りましたもので、あるいは、捨ててしまう皮などのような素材等で作っているお料理です。

「コラム レシピ」(いろいろな野菜の皮の老干馬トウチ炒め)
材料
ナス3個、大根 1/4、キュウリ 1/2の皮
(スライサーで剥いたままの状態で4cm位の長さに切る)
豆腐 半丁 (手でつぶしておく)
白ゴマ、黒ゴマ
調味料
「老干馬 風味トウチ」大さじ1/2
醤油 大さじ2/3
砂糖 大さじ1
作り方

フライパンにゴマ油大さじ1を入れ、手でつぶした豆腐を入れてよく炒めます。豆腐の水分が無くなったら、ナス、大根、キュウリの皮を入れて炒め、皮がしんなりしてきたら、調味料を入れて、炒め上げます。仕上げに黒、白ゴマを加えれば出来上がりです。
3日間位は冷蔵庫で保存可能です。温かいご飯にのせていただくと美味しく、また、お豆腐の上にのせていただいても、手軽な中華風冷奴なります。(かなり辛さがありますので、辛さに弱い方は「老干馬 風味トウチ」を控えめにお使い下さい。)
コラム担当 浅井 千春
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